Agusta A109 K2 Part1
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1998年7月18日17時32分

この日の天候は晴。日没前、軽い類高山病の患者が出たため「つるぎ」が飛びました。

剱沢は標高2530mで3000mには届きませんから高山病という病名の定義には当てはまりません。それでも夜行疲れなどがきっかけで頭痛や吐き気など高山病のような症状がでることは多々あり、類高山病という病名が当てられます。

一般に2日酔いのような症状なのですが、空気の薄い山では(飛行機の中でもそうですが)酔いが回るのも早く、症状だけでは2日酔いとの区別がしづらい人もでてきます(笑)。だからと言うわけではありませんが、基本的にはパルスオキシメーターという機器で血中酸素濃度を計って判断します。

高度の低いところではほとんどの人は100%に近い数値が出るそうです(下で計ってるのを見たことがないので私は知りませんが...)剱沢の標高だと平均93%ぐらいでしょうか? 時々、暇なときに酸素を吸いながら(笑)計ってみるときがありますがそれで97%ぐらいまであがる程度。類高山病の人の場合はだいたい90%を切って、危ない人は80%を切ることもあります。

酸素を吸わせながら安静にしていれば治ることもありますが、酸素ボンベにも限りはありますし(この当時は酸素濃縮機が無かった)場合によってはひどくなることもあるので患者さんを低い高度にすぐに降ろすのが一番。この時は診療所もまだ開いていなくて十全山岳会のドクターもいなかったのですぐにヘリを呼びました。

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急ごしらえのヘリポートマークがありますね
ほとんど意味をなしていないのですが(汗)

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左下の穴には六字塚という塚があります
慰霊碑もあるのですが本来どうして建てられたのかは知りません
この塚の名前をとってここは六字塚ヘリポートと呼ばれています

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日没前なので夕陽が機体に映えて綺麗ですよね

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後ろの緑屋根の建物は文部省登山研修所夏山前進基地

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日陰に入ってしまった(笑)

Copyright 1998-2007 Ochiai Natsumi
<natsumi@tsurugisawa.com>

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